オロロンライン中間の日本海に浮かぶ二つの島


天売島は、羽幌港からフェリーで1時間30分、高速艇で1時間の距離にある周囲12km、人口約450人の小さな島です。

島内一周は、徒歩で、約3時間。
歩いても回れる島なので、のんびり、ゆっくり歩くことをお勧めします。

天売島は島半分を断崖絶壁に覆われていて、そこに海鳥たちが毎年繁殖のために訪れます。
島内にある観察小屋には、無料の望遠鏡が設置されていて、そこから覗くとオオセグロカモメやウミネコ、ウミウやケイマフリなどの海鳥たちの様子が見られます。
なかでも、夕暮れとともに帰ってくるウトウは絶対お勧めです!
赤岩展望台の下に無数の巣穴があり、昼間、海で捕獲した小魚をくわえて、夕闇迫る中を60万羽のウトウが一斉に帰ってきます。
ひな鳥のために捕ってきた小魚を横取りしようとするカモメやウミネコとの攻防戦もあり、見応え充分です。

国内での繁殖が天売島でしか確認されていないオロロン鳥(ウミガラス)は、その数が毎年減少方向にあるため、残念ながらあまり見る事はできませんが、船からなら見られる確率が高くなります。
数少なくなったオロロン鳥を呼び寄せるため、断崖絶壁の岩場に無数のデコイ(模型)を設置していて、その後ろに立っていることがあります。

海鳥は、繁殖のために訪れるので、4月から7月位が見頃となります。











焼尻島は、羽幌港からフェリーで55分、高速艇で33分の距離にあります。
天売島と同じく、周囲12km、人口約400人の小さな島です。

島内は、一周約3時間。
歩いて、のんびり回るのに最適な島です。

焼尻島は港の近くにミズナラやカエデ、オンコ(イチイ)などの原生林で覆われた森があり、この森は島の3分の1を占めています。
風が強いので縦に伸びずに横に広がり、変わった形をしている木が多いです。
森の中は渡り鳥の中継地になっているので野鳥が多く見られ、森林浴を楽しみながら散策できます。

天売島とは違い断崖絶壁がないので、焼尻には海鳥の繁殖地はありません。
全体的になだらかで、森を抜けと、綿羊の放牧地帯に出ます。
海を眺めながら、のんびり牧草地の中を歩いてるうちに、天売島が目の前に見える鷹の巣園地にたどりつきます。
ここから東海岸を歩いて港に戻ると約3時間となります。

時間があったら郷土資料館の見学をお勧めします。
道指定有形文化財の旧小納家を郷土資料館として開放しています。
小納家は、漁業、呉服、雑貨商などを営み、郵便・電信局の許可を受けていました。
明治33年の建造で、住宅、店舗、さらには郵便局、電信局を併設しており、興味深い造りになっています。(入場料 310円)









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